コレクターの皆さん、こんにちは。
(コレクターではない方もこんにちは。)
今回はコレクションのディスプレイの仕方についてご紹介したいと思います。
折角のコレクションは綺麗にディスプレイしたいですよね。
まずは私のディスプレイエリアのご紹介です。
基本的にトミカ什器とその隣にあるディスプレイラック3基と横幅、奥行きの大きいディスプレイラックを使ってます。
まずはトミカの什器(じゅうき)を見ていきましょう。
(以下、大型什器と記載します)
トミカコレクターなら嫌というほどお店で見るであろう代物ですね。
フリマアプリで状態の良い個体が出品されていたので購入しました。
価格は送料込みで45000円でした。
さすが什器は高いですね。
やはりこれを使ってディスプレイしてみたかったので奮発して買いました。
トミカ本体と箱を綺麗にディスプレイできるので中々良いですよ。
画像のように上部はねじ止め、下部はくぼみにはめてアクリル板を固定するのでホコリの進入はほぼ無いと思います。
これ1基で90台の通常トミカが入ります。
なのでレギュラートミカの120番まですべてを飾るには2基必要になります。
ただ、この什器の大きさは横89㎝×縦135㎝×奥41㎝あるので2基並べるとしたら一般の家では現実的ではないと思います。
なので私はカウンターに置くサイズの什器を組み合わせて使ってます。
(以下、カウンターディスプレイと記載)
これがその什器です。
店頭ではレジ横などに置かれているのをよく見ますね。
価格は12000円で買いました。
大きさは横42㎝×縦47㎝×奥15㎝で計40台入ります。
この什器は箱と一緒に飾れないので、箱はショーケース上に配置してます。
大型什器90台とカウンター什器40台で計130台入るので、これですべてのレギュラートミカが飾れます。
10台分はスペースが余るので、大型什器の下部にロングトミカゾーンを作ってます。
この什器を買う前はどうやってロングトミカを置いてるんだろうと思ってましたが単純な方法でした。
通常はこのようにノーマルトミカが置けるようになっていますが・・・
実はこの部品が外せるようになっているんです。
その部品を外すとロングトミカが置けるようになります。
トミカ自体をディスプレイする部分も仕切りが外せるようになっていて、同様にロングトミカに対応できます。
大型什器を買う時は仕切りがすべて揃っていることを確認して買うように注意してください。
ちなみにカウンターディスプレイは什器本体にアクリル板を引っかけるだけなので、横からホコリの進入が考えられます。
その対策として私は上の画像の様にショーケースの中に什器ごと収納しています。
写真だと見にくいかもしれませんが、丁度「トミカ」ロゴの裏にフックがありこれを什器本体に引っかけて閉じます。
こんな感じで上しか引っかかってないので横は何も固定されていません。
もしかすると地震でトミカがズレて、アクリル板が抑えきれずそのまま外に落ちる可能性があります。
カウンターディスプレイ単体で飾っている方はその対策を考えた方が良いかもしれません。
お次はこちらのショーケースです。
トミカの什器を買う前はこのショーケースをトミカ用に使っていました。
1つのマスが丁度トミカの箱サイズで奥行きもあるので箱とトミカを一緒に飾れます。
今はマジョレットやホットウィール等のブリスター入りのミニカーを飾っています。
通常は48台のミニカーが入りますが、奥行きがあるので画像のようにミニカーを前向きで入れると1マスに2台入ります。
そうすることで最大96台収納可能です。
こんな具合に箱も入りトミカと一緒に飾れるというのが売り文句みたいですが、画像の通り箱を入れるとピッタリ入ってしまいます。
このまま奥に押し込んでトミカを飾り、再度奥から箱を取り出そうとしてもピッタリ入ってるが故に取り出すことが難しいです。
テープを使ったりあらかじめ箱の中に磁石を入れておくなどしてましたがかなり面倒です。
さらに、アクリル板同士を組み合わせることで支柱代わりになってますが、ある程度ミニカーを入れてしまうと重さでたわんできます。
こうなるとケース中央付近に入っている箱にも重さがかかって取り出すことが不可能になります。
結果的に上のミニカーを全部出してからその箱を取り出すという面倒くさいことになります。
フタはこんな感じでケース下部の磁石でくっつくので、ホコリ対策もでき地震時のミニカー落下も防げそうなのですが・・・
脚が短くてケースそのものが倒れる可能性があります。
というか倒れると思います。
フタの開閉でも少しケースが前に傾くので地震の時は固定しないと倒れますね。
なぜ足を少し前に延長しなかったのでしょうか・・・
私も何も固定せずにトミカ什器の上に置いているので対策が必要です。
お次は画像右側の背の高いショーケースです。
これは楽天で当時17000円で購入しました。
自分で組み立てをするものですが1時間半もあれば大人一人で組み立て可能です。
オプションで背面ミラーも取付可能ですが、こんな感じでミニカーを飾っているので役にたってません・・・笑
このひな壇は100円ショップで購入可能です。
中々優秀なんですよ、これ。
横に5個並べるとショーケースの横幅とピッタリなんです。
2段と3段のひな壇があるので、ミニカーの大きさに合わせて選べます。
1/64スケールは3段、1/43スケールは2段がちょうどいいです。
ミニカーはすべてケースに入れて飾ってます。
扉付きのショーケースとはいえ、やはり隙間からホコリが入るのでその防止と、地震時のケース内での暴れ防止です。
棚の上にももちろん突っ張り棒を配置してます。
物も置いてますが地震時に落ちても良いようなものを置きましょう。
やや高い位置に物を置く時はしっかり固定するか落ちても良いものを置きましょう。
さらに別のショーケースには飛行機モデルを展示しています。
こちらにもオプションで背面ミラーを付けていますがやはりあった方が良いです。
コレクションがきれいに見える+ショーケースを部屋に置くことでできる圧迫感を減らすことができます。
奥行きが29cmのショーケースだとこの様に飛行機を2列に並べてディスプレイできます。
平置きだとAn-225やA380のサイズになると他にモデルが置けなくなることがありますが、そういう場合は高さを出して解決しましょう。
モデルに付属のスタンドを使用しても良いですが最近は付属してることが少ないですし、地震の時に落ちそうで不安です…
この画像で使用している台座も100均で購入可能です。
もちろん飛行機ゾーンも地震対策を実施済み。
色々試した結果、食器のズレ防止のブツブツのついたこの半透明シートが一番しっくりきました。
ガラス板にモデル直置きだと地震の際にズレてモデル同士が当たって傷がつくんですよね。
これを敷くことで完全に止めることはできないかもしれませんがですが、ある程度は緩和できると期待してます。
このシートのおかげで見栄えがどうしても悪くなりますが、地震で壊滅するよりは数千倍マシです。
シートは100均でも購入可です。
こんな感じの滑り止めでもイイじゃんと思われる方がいるかもしれませんが、私はあまりオススメしません。
機種によっては滑り止めとエンジンが接触してしまうんですよね。
長時間それが続くと滑り止めがモデル側にくっついてしまうんです。
しかもそれを取ろうとすると塗装が剥がれます。
私はそれで3機のモデルをダメにしてしまいました・・・
ズレ防止にミュージアムジェルの使用を考えましたが、やはり飛行機モデルやミニカーには不向きなので断念。
フィギュア等には有効だとは思いますが、レビューを読んでいると長期間の使用だとやはりコレクションの方にべたつきが出るみたいなので注意ですね。
そしてさらに大事なのが地震の時に扉が開かないこと。
コレクションの落下が地震の時に一番起きやすいのでこれを防がなければなりません。
私は画像のような窓の防犯器具を転用して使っています。
さすが防犯器具ですね。
がっちりはまってくれます。
最後はこちらのショーケースのご紹介です。
充英アートのコレクションラックです。
ハイタイプかつワイドタイプなので市販のコレクションラックの中でもかなり大型です。
本体が45000円、背面ミラーで15000円、上置きで15000円、LEDモジュールが20000円、合計95000円にもなる高額なショーケースです。
この価格なので流石に手が出ませんでしたが、某フリマアプリにて全て込みかつ未使用で25000円と破格で売られてたので即購入。
このコレクションラックのすごいところは奥行きが39cmもあるので1/200スケールのB777-300ERも楽々入るところ。
最初にご紹介したコレクションラックでは入りきりませんでした。
ワイド型が欲しかった一番の理由がこれです。
1/500スケール宇宙戦艦ヤマトをディスプレイしたかったから。
このサイズのプラモデルがスッポリ入りフィギュアまで飾れるのが本当に素晴らしい。
背面ミラーも良い仕事をしています。
上置きはあった方が見栄えが良いですし、地震対策と収納になるので余裕があれば欲しいですね。
この様に展示中のコレクションの空箱入れにできます。
未使用で25000円という破格で手に入れられて本当に幸運でした。
ただ一人で全部組み立てると6時間かかり大変でした…
しかし充英アートのコレクションラックは造りがしっかりしておりとても組み立てやすいです。
更に追加パーツが豊富でガラス板を追加できたりするので拡張性が高いです。
オススメのメーカーです。
いかがでしたでしょうか?
今回はコレクションにの展示方法についてご紹介しました。
皆さんはどのようにコレクションを飾られていますか?
コレクションは集めるだけでなく、綺麗に飾ることを考えるのも楽しいですよね。
ホビーショップに行っても商品の物色だけでなく、ディスプレイ方法も見ています。
お店はやはりディスプレイ方法が上手ですよね。
商品じゃなくて什器が欲しいと思うことも・・・笑
そして地震対策もお忘れなきように。
東日本大震災の時に何も対策しておらず、ほとんどのコレクションが壊れました。
とりあえずコレクションの落下、ケース内でのズレ、ケース自体の横転防止をしておけば大きい被害は出ないと思います。
色々書きましたが以上となります。
皆さんのディスプレイ方法の参考になればと思います。
次回もよろしくお願いします。