デアゴスティーニ JAS/JAL MD-90 JA006D/JA807D 1/400スケール JAL旅客機Collection 第41巻
こんにちは。
今回はデアゴスティーニ JAL旅客機コレクションよりJAS/JAL MD-90のご紹介です。
前回MD-90が登場した時はJASの1号機塗装でしたが、今回は2機セットでJAS 2号機と鶴丸塗装の登場です。
JASの2号機が1/400スケールで手に入るのは嬉しい限りですが、これをもってJALデアゴスティーニを全巻買うのをやめようと思った41巻目でもあります・・・
ではなぜそう思ったのか、詳細を見ていきましょう。
まずはJAS 2号機塗装から見ていきます。
こうやって見ると造形、塗装は綺麗に再現されているように見えます。
横から。
1号機のご紹介をした時にも指摘しましたが、ノーズギアが大きくて頭が上がってしまい、尻下がりの様に見えます。
機首付近です。
2号機はこの塗装をデザインした黒澤監督のサインが入ってます。
かっこいいですよね。
コックピット下のストレーキも再現されています。
ただ、やはりノーズギアが全体に比べると大きいです・・・
後ろから。
機首前方から後ろまで伸びるレインボー塗装が良いですね。
シンプルですが、美しいデザインです。
ラダーの可動部も再現されています。
実機にもありますエンジンナセルの「MD-90」ロゴも再現されています。
酷い塗装ムラが無いのもデアゴスティーニの意外とすごいところです。
残りの巻数で7号機まで全てラインナップしてくれるのを期待しています。
お次は鶴丸塗装です。
このモデルをもってして、このシリーズのフルコンプを諦めました。
こうやって見るとそんなに悪くはないんですけどね・・・
横から。
こちらもノーズギアが大きいがために尻下がりになっています。
この現象は小型機の再現、3000円という価格を考慮すると仕方ないので我慢できます。
では何がダメかというと・・・
この鶴丸の印刷ズレです。
塗装ムラが無いのはすごいですが、水平が出ていない印刷はよろしくないです。
ここまで曲がってしまうと普通に見ても違和感を感じます。
さらにエンジン、水平/垂直尾翼にも何か違和感を覚えませんか?
その通りです。
真後ろから見ると一目瞭然。
ここまで酷いモデルは初めて見ました。(Ftoysの菓子付き玩具でもここまでは無いと思います・・・)
右エンジンは右下寄り、左エンジンは左上寄り、「垂直」尾翼は左斜めに付いてます。
おかげで「水平」尾翼も左に傾いてます。
斜め後ろから。
水平/垂直尾翼の変な取付角のおかげで、ここから見てもヘンテコな感じになってます。
左エンジンのユニセフロゴどこに印刷してんねんって話ですよ・・・
機首付近
顔の造形、コックピットの印刷もイマイチです・・・
しかめっ面になってます。
本物はもっとマクダネルダグラス顔でイケメンですよ。
アーク塗装の写真しかありませんが、参考に張っておきます。
最後は2機一緒に。
いかがでしたでしょうか?
JASのクオリティーのまま鶴丸の方も作ってくれたら文句はないんですが、こちらは私の許容範囲を超えてしまってます。
まだご紹介してない巻でも塗装が酷い物があり、今回をもってフルコンプを諦めました。
早速42巻は買ってません。(すでにPhoenix製で所有しているため)
とはいえ、モデル化されていない物がこれからもラインナップされていくと思うので、ほぼほぼ買ってしまいそうですが・・・
今回のモデルは個体差による不良かもしれませんので、次回からはしっかり書店で確認してから買います。
通販はこういうことを防げないという事を学びました。
次回もよろしくお願いします。