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デアゴスティーニ JAS/JAL MD-90 JA8063 1/400スケール JAL旅客機Collection 第62巻

こんにちは。

今回はデアゴスティーニJAL旅客機コレクションより、JAL/JAS MD-90をご紹介します。

今までMD-90は何回か登場していますが、今回はJASの3号機とJALのサンアーク塗装を纏って登場です。

合わせて少しビックリな情報を知りましたので、記事の最後におまけで書きたいと思います。

最後までお付き合い頂けると嬉しいです。

 

では1機ずつ見ていきましょう。

先ずはJASの3号機から。

皆様ご存じの通り、JASMD-90は7種類のレインボー塗装が存在しておりそのデザインは映画監督の黒沢明氏が手掛けたことで有名です。

 

横から。

JASらしいレインボー塗装が綺麗ですね。

塗装ムラ、かすれなども無く綺麗に塗装されています。

ただノーズギアの部品が大きいせいで機体が頭上がりになっているのが気になります。

これは以前登場したMD-90もそうなので直りそうもないですね。

 

後ろから。

デアゴスティーニは個体差が激しく、ハズレを引くとかなり酷いクオリティーですが今回は大丈夫そうです。

いや、右エンジンの「MD-90」の印刷位置がおかしいか?

 

機首付近。

コックピット下のストレーキが再現されているのは素晴らしいですが、ギアドアが大きすぎますね…

それのおかげでギアのサイズ感がおかしくなっています。

 

機体後部です。

左エンジンの「MD-90」のロゴは良い位置に印刷されてますね。

 

真後ろから。

おぉ!

この個体はエンジン、垂直尾翼の取付位置がしっかりしてます!!

ちなみにハズレを引くとこんな感じです↓

雲泥の差ですよね…

このモデルの詳細は以下URLからどうぞ↓

ja0205y.hatenablog.jp

 

上から。

主翼上の機番と「JAS」ロゴはしっかり印刷してあります。

機番は「JA8063」ですね。

 

お次はJALのアーク塗装を見ていきましょう。

JASの方は比較的安定したクオリティーでしたがこちらはどうでしょうか?

 

横から。

ノーズギアが大きい事による頭上がりは仕方ないですが、造形や塗装はこちらも良さそうです。

アーク塗装のMD-90もかっこいいですね。

実機はこんな感じです。

写真を撮りに行ってた頃はこればっかり飛んでいたので、私の中ではアーク塗装が一番記憶に残っています。

 

後ろから。

今回はハズレ個体を引かずに済んだみたいです。

全体的に良くまとまっています。

 

機首付近。

コックピット窓の再現はイマイチですが、JALロゴ等はバランス良く印刷されています。

L1ドアの横には日本国旗、ワンワールドロゴも再現されています。

 

機体後部。

アーク塗装も綺麗に印刷されています。

左右エンジンにある「Unicef」ロゴの位置も良いと思います。

 

真後ろから。

エンジンの取付角が若干曲がっていますがこれは許容範囲でしょう。

 

上から。

こちらの機番もJA8063なのでレインボー塗装と同じ機体でアーク塗装がモデル化されています。

これは良いセットではないでしょうか?

 

最後は2機一緒に。

今ではMD-90を日本で見ることは難しいですが、本当にカッコいい飛行機です。

アーク塗装のMD-90は持ってなかったので、これが初めてのモデルとなりました。

 

62巻まで発売されてDC、MD系の塗装バリエーションが揃ってきたので並べて飾るのが楽しいですね。

他のモデルの詳細は以下URLからどうぞ↓

ja0205y.hatenablog.jp

ja0205y.hatenablog.jp

ja0205y.hatenablog.jp

 

いかがでしたでしょうか。

今回はハズレを引かず比較的安定したクオリティーでしたね。

アーク塗装のMD-90が初めてコレクションに加わり満足な62巻となりました。

気になる方は是非お早めにお買い求め下さい。

 

次回もよろしくお願いします。

 

 

~おまけ~

冒頭でも触れましたがSNSを見てたら気になる情報を入手しました。

なんと今まで発売されたデアゴスティーニ JAL旅客機コレクションの金型を流用してモデルを発売するメーカーが現れたようです。

ソースは以下のURLとなります。

www.yesterdaysairlines.com

上記記事は2021年の4月に公開されていますので、だいぶ前から情報は流れていたようで私は知りませんでした。

記事の内容を要約すると、NG Model社が親会社の「Jet Hut」というエントリーモデルを発売するメーカーが登場しました。

価格は30~40ドル程なので日本円で4000~5000円程度の安い価格となるようです。

確かに金型はJALデアゴスティーニのおかげで既に様々な機種が存在していますので、安くモデルを製造できるわけです。

顧客ターゲットはコレクションをこれから始める10代の若年層、中国、インドネシアなどの低所得層だそうです。

故にNG Model社の見解では、同社の60~70ドル程度のモデルをコレクションしている客層とバッティングせず、新しい顧客層を生み出そうとしているようです。

既に同メーカー初となるヴァージンのB787が予約を開始しているようで価格は定価で45ドルほど。

www.yesterdaysairlines.com

そのモデルも上記記事を見れば概要が分かります。

塗装はJAL旅客機コレクションと比べると少し向上しているようですが、造形は全く同じクオリティーですね。

まだどのショップがこのモデルを取り扱うか正式に発表されておらず、日本で発売されるか分かりませんが今のところezToysでは購入できるようです。

 

新しいメーカーが登場することは嬉しいことですが、コレクターとしては少し複雑な思いです。

私個人のこだわりですが、コレクターとしてはやはり航空機メーカーや航空会社からライセンスを取得した正規品を購入したいです。

しかしここ最近はJC Wings、Phoenix、NG Modelといったエアラインからの商標使用許可を取らずにモデルを販売するメーカーが大きくなっています。

出来ればGemini JetsやHelpa、Hoganといった正規品をコレクションしたいものです。

しかしこれらメーカーはライセンス取得にお金がかかり販売価格でも不利になってしまいますし、毎月発売できるモデルも限られてしまいます。

 

デアゴスティーニJAL旅客機コレクションはJALからライセンス取得をしていますので安心して買っていましたが、なんとそのモデルを作っているメーカーが非正規品を発売し始めました。

今まで正規品だと思って買っていたモデルのお金が、非正規品モデルメーカーを育てる事になっていたのです。

考えすぎだとは思いますが、正規品を好んで買っていたコレクターを欺くようなことになっていませんでしょうか?

さらにJALは商標利用許可を出しているのでこれを許しているという解釈もできます。

ということはエアライン側の見解としても、非正規品がかなり流通している現在のモデル業界を良しとしていると捉えることもできます。

この流れを見るとこれから先、正規モデルメーカーは厳しい状況に追い込まれてしまいますね…

まぁJALUL的にはあくまでもデアゴスティーニに対して商標使用許可を出していて、その先のJet Hutには関与してないというでしょうけどね…

 

私は今までできる限り正規品を買うようにしていましたが、今回の件でどうでも良くなってしまいました泣

これからはJCやNG、Phoenixにも手を出していきたいと思います。

飛行機モデル業界の健全化を願っていましたが無理そうですね。

 

こんな感じでで私の独り言でした。(もはや自己満の域ですね笑)

コレクターの皆様はどう思われますか?